いのちだいじに

キラキラおばさんのブログです

SUPER×SPACERはなぜスーパーなのか

 

 

 

お久しぶりです早速ですがSUPER×SPACERが好きです

 

言わずもがな不朽の名作アニメスタミュに登場する伝説の神的OB4人組、アンシエントによる楽曲

 

安易に神的という言葉を使いましたが、スタミュ界と揚羽陸くんの中ではほぼ神様のようなものなので詳細はアニメ本編(2)でご確認ください

 

 

そんな伝説の4人が歌う「SUPER×SPACER」という伝説の楽曲が好きです

聴く度に、すごいこれがスーパースペーサーの力となるあの感覚が好きです

恐らく一度聴いたら誰しも必ずその身に湧き上がる感覚だと思います、あなただけじゃないから安心してほしい

 

そこで、かの楽曲がなぜスーパーなのか考えました

 

SUPER×SPACERBGMにご覧頂けると幸いです

 

 

  

①タイトルがSUPER

 

「スーパー(super)」

[形動]飛び抜けて優れているさま。きわめて強力なさま。また、複合語の形で用いて、以上、過度、超過、などの意を表す。(――デジタル大辞泉より引用)

 

「スペーサー(spacer)」

空間を確保するための器具。物と物の間に挟むか固定して使用する。例として、可動部品が干渉しあい(ぶつかりあい)動作に支障をきたすことを防ぐ役割をもつ。(――Wikipediaより引用)

 

 

思っていたのと違う

 

しかしよく目を通すととてもアンシエントだ…!となる

何度か噛み砕いて言い換えると「極上の緩衝材」といったところである

 

ミュージカル界の未来に支障をきたさないために、と表現するとちょっと後ろ向きだが、気高く美しい綾薙学園を、ミュージカル界を支え守るのにふさわしい4人、みたいな解釈が一番しっくりくる

 

 

加えて(というかむしろこちらの方がメインの意味を持っているかもしれない)、アンシエントといえばモチーフとして挙げられるのが宇宙である

 

・"月"皇遥斗

・"魚"住朝喜

・早"乙女"律

・"双"葉大我

 

1人だけ星座どころか衛星じゃん、という点に関しては後述

 

宇宙のように大きい存在、ミュージカル界という宇宙に君臨する存在、舞台上という宇宙で輝く存在、様々な捉え方ができそうだが、この名前とタイトルの関連性を考えると、意訳はたぶん「めっちゃ強い宇宙の支配者」という感じで大体あってると思う

 

そもそもスタミュはハイスクール・スター・ミュージカル…

 

このあたりで考えるのを放棄した

つまりスタミュは宇宙

 

 

 

②キャストがSUPER

 

あまりにスーパーである

子安武人氏、森川智之氏、置鮎龍太郎氏、保志総一朗氏と、そうそうたりすぎている

 

キャラクターだけでなくキャスト的にも先輩後輩の関係が反映されておりリアリティがある点もスタミュの好きなところです

 

なんとこのメンバーが、歌うのである

 

なんとこのあらゆるジャンルを風靡したメンバーで、2017年、1つの曲を歌うのである

 

まさしくスーパーである

世界はいつ何が起きるか分からないから希望を持って生きていこうというスタミュからのメッセージかもしれない

 

 

 

③曲調がSUPER

 

年上の先輩達(それでも2期時点で21歳)なので、後輩たちのキラキラしたポップな楽曲とは毛色の違う仕上がりとなっている

 

ここだ!という爆発ポイントがあるわけではなく、メロディーは最後まで一貫性があり落ち着いているけど、BPMは意外と高く展開が早い

 

余裕を見せつつ、うちに秘める感情は同輩にも後輩にも負けるつもりはないほど大きい、そんな気概とアツさが絶妙に見え隠れする曲調にシビれる

 

胸に響くなんて表現では生ぬるい、我々人類のDNAに刻まれた何かを揺さぶり咆哮させるような、どこか懐かしさも宿しているゴキゲンなナンバーである

 

構成もAメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→大サビという非常にシンプルなものであるが、サビに爆発力を用意せずとも視聴者を高揚させられる楽曲って素晴らしい

 

これを実力者のアンシエントらしくサラッと歌い上げるキャスト様方には脱帽するほかない

 

 

 

④歌詞がSUPER

 

本題である

 

みんな大好きくまの氏による、神にしか産み落とせない歌詞である

 

 

常人はなかなか自分へTaskを突きつけられないし、休息もほしい

冒頭から自分に厳しく妥協を許さない彼らの王者たる所以に乾杯

 

個人的に一番の胸アツポイントは、"月"光は"星座"を従えて舞台に立つ、まさにアンシエントを表した部分

4人それぞれにズバ抜けた実力を持ち、紛うことなきスターではあるが、競い合っているからこそ横並びではなく、その中でもやはり一人突出した輝きを放ってしまう

それがハルト・ツキガミというミュージカル界のプリンスである

 

アンシエントは遥斗が中心にいることを3人も、何より遥斗自身も自覚している

その自信とプライドが心底かっこよくてファンになるほかない

 

サビは総じて後輩に向けたメッセージになっているのが本当に良い、尊い

夢は意識してつくるものではなく、こうなりたいと思った瞬間にそれは夢なんだよ、という全人類に希望を与えるフレーズ

 

その夢のために努力する人には協力を惜しまない、むしろ迎え撃つからかかってこいレベルの強気さがアンシエント最強卍

 

そんな人達が自分に限界を設定せずに満足はしない、終わらないと進み続ける

こんなに聴いてる人に「か、かなわねぇ…」って思わせる歌詞ある??

 

くまの氏のキャラクター目線で訴えかける歌詞はどれも本当に光っていて眩しい

 

 

 

⑤パート分けがSUPER

 

ここをこの人に歌わせるか〜〜と、王者の貫禄が引き立つ采配となっている

 

先述の「月光は」「星座を従え」

ここを遥斗本人と、遥斗に最も追従している早乙女律に歌わせるところとかもうアツすぎて火傷した

逆にこのパートを歌うとしたら彼らしかいないとも思う

 

また、早乙女律のパートが天才の御業

あれほど上品な大人の色気で開幕のキスができるのも、鳥肌が〜で本当に聞き手に鳥肌をたたせるモーメントをお届けできるのも早乙女律だけである

 

落ちサビの「Fascination」に早乙女・ファシネーション・律を持ってくるのはたまげる

早乙女律はFascinationの権化、Fascinationを擬人化した存在だという説が立証された瞬間である

 

 

そして2番の「ニュアンスは〜謳歌してるぜ」のくだりは、実際に4人が舞台上で味わったことのある感覚を書き起こしているイメージなので、

魚住→遥斗→律→双葉→全員と舞台をつないでいくような展開がワクワクする

「ニュアンスは目線のセンシャル」というとてつもなく舞台人らしい表現が最高である

 

 

この曲の最高音はBメロの「立"つ"よ」「"モ"ーメント」の部分だが、なんと1番も2番もこのパートを担当しているのが双葉大我である

 

理由はないがとてもよいと思う

筆舌に尽くしがたい良さがある

明るいお兄さんだが精神的に大人なサポート役の彼がサラリと最高音を引き受けている、なんか…いい

 

 

個人的には落ちサビの魚住の「叶えたいのっカァ〜!」の力強いカァ〜!がたまらなく好きである

 

 

⑥声がSUPER

 

恐ろしく声がいい

 

 

 

 

⑦ジャケ写がSUPER

 

イラストを見るだけでなんとなくの関係性がわかるスーパージャケット写真である

 

飲み物や手の置き方にも個性が出ていてオフの同級生感が強い

 

どこかセカンドドラマCDの早乙女律のマンションにてを彷彿とさせるイラストである

 

 

 

 

 

 

 

とにかくスーパーであるなぁということが言いたかったです

スタミュ界のレジェンド・アンシエントかっこよすぎませんか

 

カップリングのstraightforwardも名曲なのでよろしくお願いします

 

平成は終わりますがスタミュ3期はやってきます

また我々の日常に光を撒き散らしてほしいです